除草剤混入：ペットボトルのふたを入念にチェック スーパーの客、不安広がる ／兵庫

加東市で「爽健美茶」（日本コカ・コーラ）から除草剤「グリホサート」が検出された問題で、ペットボトルを販売したスーパー「ジャスコ社店」は８日、県の立ち入り調査や報道陣への対応に追われた。調査の結果、店の商品管理態勢に異常は見つからなかったが、店内では、ペットボトルのふたが開いていないかを入念に確認する客の姿が目立った。【松田栄二郎、丸井康充】

社店は警察から「混入確認」の連絡を受けた７日夜、爽健美茶のペットボトル約１７０本を店頭から撤去し、他のペットボトルに異常がないかをチェックした。８日は通常通り午前９時に開店。入り口や飲料コーナーに「ご心配とご迷惑をおかけしますことを深くお詫（わ）び申し上げます」と書いた紙を張り出し、問題発生と商品撤去を客に伝えた。

店に買い物に来た市内の主婦（５４）は「身近な場所でこんな事件が起きるとは信じられない。しばらくペットボトル飲料は買い控える」。市内の男子大学生（２０）は「ペットボトル飲料は便利なので今後も買い続けるが、不安は残る」と複雑な表情だった。

社店を運営するイオン株式会社西日本カンパニーによると、社店には８日午前中に２件の問い合わせ電話が入り、１本の返品があったという。

私も「爽健美茶」はかなり愛飲して